Super Rugby Pacific 2026の開幕前に、11チームの注目選手(Star Player)/Rising Star/+もう1人の注目を勝手に「独断」でまとめちゃいました。
2026年は30周年の節目として語られるシーズンでもあり、アツいシーズンになること間違いなし!しかも今季は、NZチームのウェアには30周年デザインもあります。当時の空気感を思い出すようなディテールもあって、選手だけじゃなくウェアの動きも目が離せません。
さらに来年は Rugby World Cup 2027(オーストラリア)。代表を狙う選手にとって、今季は「結果」だけでなく、“内容”で評価が動く年になりやすいのがポイントです。
…ということで今回は、公式プレビューでもデータ分析でもなく、完全に私の独断と偏見で各チームの
- Star Player(主役)
- Rising Star(伸びしろ枠)
- +もう1人(勝ち筋/観る理由になる選手)
を“勝手に”紹介します。
Contents
- 1 Wellington Football Club(The Axemen)という“縁”
- 2 個人的思い入れ枠:Solomon と Proctor
- 3 Super Rugby Pacific 2026:11チーム別 Star / Rising Star / もう1人の注目
- 4 Blues 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
- 5 Chiefs 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
- 6 Crusaders 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
- 7 Hurricanes 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
- 8 Highlanders 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
- 9 Brumbies 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
- 10 Reds 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
- 11 Waratahs 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
- 12 Force 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
- 13 Moana Pasifika 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
- 14 Fijian Drua 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
- 15 まとめ:正解はシーズンが教えてくれる
- 16 注目のSRウェア絶賛販売中
- 17 世界のラグビー用品が揃うラグビー用品専門店!
Wellington Football Club(The Axemen)という“縁”
私はNZへラグビー留学で来て以来、Wellington Football Club(The Axemen)に所属していました。
このクラブは1870年に形成され、ニュージーランドで最も長く継続して活動しているラグビークラブとして紹介されています。
ちなみに、設立自体はWellington F.Cより古いクラブも存在しますが、戦時中に合同チームになったり活動形態が変わった時期があったという話もあり、“継続して活動”という軸で語ると、最も長く継続して活動しているという存在になります。
自分が実際に関わってきたクラブだと、選手やクラブへの感情移入が自然と増えるんですよね。今回は、その“縁”がある選手の話も少し混ぜています。
個人的思い入れ枠:Solomon と Proctor
完全に“私の縁”が入ります。とはいえ、身内ノリではなく、観戦が面白くなる背景情報として読んでもらえたら。
Highlanders:Stanley Solomon(スタンリー・ソロモン)
ハイランダーズで注目している Stanley Solomon(スタンリー・ソロモン)。
実は彼のお父さんは、私が留学し所属したクラブで長い間“不動のフッカー”でした。
私自身、NZでフランカーからフッカーへコンバートした際に、スクラムの組み方や細かい感覚を教えてもらった思い出があります。当時の“あのフッカー”の息子がSuper Rugbyでプレーしていると思うと、どうしても応援に熱が入ってしまいます。
Hurricanes:Billy Proctor(ビリー・プロクター)
そしてハリケーンズの Billy Proctor(ビリー・プロクター)。
彼のお父さん Phil Proctor(フィル・プロクター) は、まだスーパーラグビーが始まる前、Wellingtonの州代表として活躍しました。また私がAxemenのトップチームでプレーした時のヘッドコーチでした。プロップ出身で、いわゆる“鬼軍曹タイプ”(笑)。
こういう繋がりがある選手は、プレーひとつひとつの見え方が変わります。だからこそ「勝手に」推したくなります。
Super Rugby Pacific 2026:11チーム別 Star / Rising Star / もう1人の注目
※登録ポジションはチーム事情で動くこともあるので、ここでは“主戦場”のニュアンスで書きます。
Blues 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
Star: Beauden Barrett(ボーデン・バレット/SO)
Rising Star: Rico Simpson(リコ・シンプソン/SO)
+もう1人: Caleb Clarke(ケイレブ・クラーク/WTB)
勝ち筋(ひとこと)
バレットがゲームを設計し、若手10番がテンポを加速させる形がハマると、ブルーズは手がつけられない存在になるかもしれません。
観戦ポイント(3つ)
① バレットの状況判断で“スペースができる”瞬間
② シンプソンがテンポを上げる時間帯(交代直後が狙い目?)
③ クラークの1対1(フィジカル&スピードでもトライ)

Blues のスコッドはこちら https://www.blues.rugby/blues-men-squad
Chiefs 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
Star: Damian McKenzie(ダミアン・マッケンジー/SO/FB)
Rising Star: Josh Jacomb(ジョシュ・ジェイコム/SO/FB)
+もう1人: Wallace Sititi(ウォレス・シティティ/3列)
勝ち筋(ひとこと)
DMacが試合を壊し、ジェイコムが落ち着かせる。チーフスは“10番周りの層”が強みです。一方が10番、もう一方が15番での出場もありそうですね。
観戦ポイント(3つ)
① DMacが仕掛ける位置(自陣/敵陣で意味が変わる)
② ジェイコムの“落ち着かせ方”
③ シティティのキャリー&オフロードは見逃せない
小ネタ:父は元マヌ・サモアの伝説のキャプテン、Semo Sititi
ウォレス・シティティの父は、マヌ・サモアで59キャップを持つ Semo Sititi。
“接点での自然さ”“ボールの扱いのうまさ”に、血筋というより「ラグビーを分かっている動き」を感じることが多い選手です。

Chiefs のスコッドはこちらhttps://chiefs.co.nz/team/gallagher-chiefs-squad/
Crusaders 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
Star: Will Jordan(ウィル・ジョーダン/FB)
Rising Star: Liam Jack(リアム・ジャック/LO)
+もう1人: Codie Taylor(コーディ・テイラー/HO)
勝ち筋(ひとこと)
クルセイダーズは一番“勝ち方を知っているチーム”。タイトな試合ほどフロントローとセットプレーの質が効きます。
観戦ポイント(3つ)
① ジョーダンの決定力
② テイラーがまとめるセットプレー
③ 競った展開での“セットプレー→次のフェーズ”の精度
小ネタ:リアム・ジャックは「父も叔父もCrusaders」—Jack家の系譜
リアム・ジャックは、1998年のCrusadersでプレーした元ロック グラハム・ジャックの息子で、さらに クリス・ジャック(Crusaders100試合超・All Blacks 67キャップ) を叔父に持つ“Jack家”の系譜。 (odt.co.nz)
血筋だけでなく“叔父を超えられるような選手”になれるか注目したいところです。

Crusaders のスコッドはこちらhttps://crusaders.co.nz/team/crusaders2026/
Hurricanes 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
Star: Billy Proctor(ビリー・プロクター/CTB)
Rising Star: Warner Dearns(ワーナー・ディアンズ/LO)
+もう1人: Ruben Love(ルーベン・ラブ/SO/FB)
次点: Cam Roigard(キャム・ロイガード/SH)
勝ち筋(ひとこと)
ハリケーンズは中盤の安定が鍵。プロクターは攻守のバランスが良く、チームの“芯”になれる存在です。
「良いセンターが固定されている時のオールブラックスは強い!」というのが持論の私にとって、プロクターが代表のセンター争いをものにできるかも注目ポイント。
観戦ポイント(3つ)
① プロクターの守備判断(読み・間合い・タックルの質)
② ディアンズのラインアウト&接点強度(テンポの中で耐える力)
③ ラブのアタック
小ネタ:ウェリントン生まれד地元ウェリントン”ストーリー
もう誰もが知っているワーナー・ディアンズ、実は ウェリントン生まれで、そんな彼が2026シーズンにHurricanesへ加わるという事実!純粋にストーリーとしてもアツすぎます!!!
ワーナーだけ別枠の観戦ポイント
- ラインアウト:高さと空中戦の安定感(相手が対策してくる“2〜3戦目”が本番)
- 接点&連戦の強度:SRでどこまで証明できるか

Hurricanes のスコッドはこちらhttps://www.hurricanes.co.nz/squad?team=1
Highlanders 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
Star: Andrew Knewstubb(アンドリュー・クニュースタブ/FB・10ユーティリティ視点)
Rising Star: Stanley Solomon(スタンリー・ソロモン/WTB/FB)
+もう1人: Timoci Tavatavanawai(ティモシ・タバタバナワイ/CTB/WTB系)
勝ち筋(ひとこと)
ハイランダーズは中盤が前に出られると外が生きます。タバタバナワイが前進力を出せると、得点力の爆発につながるかも。
小ネタ:高校時代は“高評価の1st 5/8”出身
ソロモンは、Wellington Lions公式プロフィールでも 「Wellington College史上でも評価の高い1st 5/8(SO)」 と紹介されています。 (wellingtonlions.co.nz)
主戦場がアウトサイドバックでも、パスのタイミングやスペース認知に“10番っぽさ”が出る瞬間があるのは、このバックグラウンドが効いているのかもしれません。
観戦ポイント(3つ)
① ソロモンが“触る回数”を増やせるか(ボールの届き方)
② タバタバナワイの接点の前進力(外のスペースが増える)
③ キックカウンターで“点が動く匂い”が出るか

Highlanders のスコッドはこちらhttps://thehighlanders.co.nz/our-teams/highlanders-super-rugby/
Brumbies 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
Star: Tane Edmed(タネ・エドメド/SO)
Rising Star: Shane Wilcox(シェーン・ウィルコックス/バックス)
+もう1人: Rob Valetini(ロブ・バレティニ/No.8)
勝ち筋(ひとこと)
ブランビーズは“勝つための土台”があるチーム。SOが管理して、No.8が前に出る。これが揃うと本当に手堅いです。
観戦ポイント(3つ)
① ワラタスから移籍したエドメドのゲームメーク
② バレティニのキャリーで流れが変わる瞬間
③ 競った試合の終盤、FWの規律が崩れないか

Brumbies のスコッドはこちらhttps://brumbies.rugby/teams/super-rugby
Reds 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
Star: Fraser McReight(フレイザー・マクライト/FL)
Rising Star: Frankie Goldsbrough(フランキー・ゴールズブロー/CTB)
+もう1人: Tate McDermott(テイト・マクダーモット/SH)
勝ち筋(ひとこと)
マクライトのブレイクダウンは要注目。走れる9番は“観る理由”になります。マクダーモットがテンポを上げられると、レッズの魅力が一気に出そうですね。
観戦ポイント(3つ)
① マクライトの“奪いどころ”(規律とギリギリの勝負)
② マクダーモットのテンポアップ(速さ=強さ)
③ ゴールズブローが接点の後に何を起こすか

Reds のスコッドはこちらhttps://reds.rugby/teams/reds-mens
Waratahs 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
Star: Joseph-Aukuso Sua’ali’i(ジョセフ=アウクス・スアアリ/CTB/FB)
Rising Star: Eamon Doyle(エイモン・ドイル/LO)
+もう1人: Jack Debreczeni(ジャック・デブレツェニ/10)
勝ち筋(ひとこと)
スアアリはインパクト枠として注目度マックス!元々力があるチームなだけに毎試合安定した力を発揮できるかがポイントになりそうです。
観戦ポイント(3つ)
① スアアリの空中戦と突破力(ラグビーリーグ仕込みの衝撃度)
② ドイルのワークレート(密集戦とラインアウトでの貢献)
③ デブレツェニのゲームマネジメント(正確なキックで敵陣を支配できるか)

Waratahs のスコッドはこちらhttps://waratahs.rugby/teams/nsw-waratahs
Force 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
Star: Kurtley Beale(カートリー・ビール/FB)
Rising Star: Boston Fakafanua(ボストン・ファカファヌア/Utility Back)
+もう1人: Nic White(ニック・ホワイト/SH)
勝ち筋(ひとこと)
接戦を拾うには経験値とゲーム運び。フォースは“ベテランの勝ち方”がどこまでハマるかが見どころです。
観戦ポイント(3つ)
① カートリー・ビールの卓越した戦術眼(いつ、どこで仕掛けるか)
② ベテラン、ホワイトの試合運び
③ ファカファヌアの爆発的なフィニッシュ(ベテランがお膳立てしたチャンスを仕留められるか)

Forceのスコッドはこちらhttps://westernforce.rugby/teams/mens
Moana Pasifika 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
Star: Ngani Laumape(ナニ・ラウマペ/CTB)
Rising Star: Israel Leota(イスラエル・レオタ/WTB候補)
+もう1人: Augustine Pulu(オーガスティン・プル/SH)
勝ち筋(ひとこと)
モアナは波に乗った時の破壊力が魅力です。ラウマペが軸になり、外が走る。そこに経験値のあるSHが入ると、試合の組み立てが安定して来るかも。
観戦ポイント(3つ)
① ラウマペの「初速」と「オフロード」: 突進だけでなく、オフロードで周囲を活かせるか。
② レオタの「適応力」: NRL仕込みのハイボール処理と、ユニオン特有のブレイクダウンへの適応速度に注目。
③ 80分間続く「パシフィカ・ウェイ」: 終盤の接戦でチームの規律(ディシプリン)をどこまで維持できるか。原田衛選手がここぞという時にFWをまとめてくれるとチャンスは広がりそう。

Moana Pasifika のスコッドはこちらhttps://moanapasifika.co.nz/players/
Fijian Drua 注目選手(Super Rugby Pacific 2026)
Star: I. Armstrong-Ravula(I. アームストロング=ラヴラ/SO)
Rising Star: Joji Nasova(ジョジ・ナソヴァ/バックス:WTB/FB候補)
+もう1人: Meli Derenalagi(メリ・デレンガナシ/No.8・リーダー格)
勝ち筋(ひとこと)
ドゥルアはホームの破壊力が最大の武器です。ラヴラのゲームメイクと、FWの支配力が噛み合うと一気に波に乗れます。
観戦ポイント(3つ)
① ラヴラのテンポ操作(攻め急ぐだけでなく、効果的なキックで敵陣へ入り込めるか)
② ナソヴァの「カウンターアタック」: 相手のキックをキャッチした瞬間から始まる、セブンズ仕込みの独走トライがあるかも。
③ デレンガナシが試合を締める局面(リーダーシップ)

Fijian Drua のスコッドはこちらhttps://drua.rugby/teams/men/squad-list
まとめ:正解はシーズンが教えてくれる
正解は、シーズンが教えてくれます。
ただ、開幕前のこの時期に「勝手に予想して語る」のが楽しいですね。
特に2026年は30周年、そして来年はW杯。
選手たちのプレーが、ただの好プレーではなく「次につながる一手」に見えてくるシーズンになるはずです。

2026シーズンはWOWOWさんで放映されますhttps://wod.wowow.co.jp/program/206334
注目のSRウェア絶賛販売中

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この記事を書いた人 2026, 02,11

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Noby(のびー)
高校卒業後に単身ニュージーランドに渡った先駆者的な存在。ウェリントンではNobyの事を知らない日本人は居なかったとか。。。
現在はオークランドに移住して現地の永住権も持つニュージーランド特派員的な存在。



