高校ラグビー花園:

会場へのアクセスと周辺情報!観戦ガイド

高校ラグビーの聖地、花園ラグビー場で観戦したいけれど、どうやって行けばいいのか周辺には何があるのか分からず不安に感じていませんか。この記事では、花園ラグビー場へのアクセス方法を電車・車・バスそれぞれ詳しく解説し、観戦前後に楽しめるグルメや観光スポット、快適に観戦するためのチケット情報や持ち物までご紹介します。初めて訪れる方も、リピーターの方も、この記事を読めば花園での観戦を存分に楽しめますよ。

花園ラグビー場とは

花園ラグビー場は、全国高等学校ラグビーフットボール大会の開催地として知られ、高校ラグビーファンにとっての聖地です。大阪府東大阪市に位置し、毎年冬には全国から強豪校が集まる熱い戦いが繰り広げられます。ここでは、花園ラグビー場の歴史や施設について詳しく見ていきましょう。

東大阪市花園ラグビー場の公式サイトはこちら


歴史と特徴

花園ラグビー場は1929年に開設された歴史ある競技場で、90年以上にわたって数々の名勝負を見届けてきました。正式名称は「東大阪市花園ラグビー場」で、全国高校ラグビー大会は1963年から毎年この地で開催されています。たとえば、多くのラグビー日本代表選手がこの花園で高校時代にプレーし、その後トップリーグや海外で活躍しています。収容人数は約24,000人で、スタンドからフィールドまでの距離が近く、選手たちの息遣いまで感じられる臨場感が特徴です。

(英語)花園ラグビー場の歴史はこちら

施設紹介

花園ラグビー場は、メインスタンドとバックスタンドを備えた近代的な設備が整った競技場です。2019年のラグビーワールドカップに向けて改修され、座席は快適性が向上し、トイレや売店も充実しています。具体的には、メインスタンドには屋根があり、雨天時でも快適に観戦できます。場内には大型ビジョンが設置され、リプレイや得点状況を確認しやすくなっています。また、併設の花園中央公園には記念碑や歴史展示コーナーもあり、試合前後に訪れると高校ラグビーの歴史を感じられます。


会場へのアクセス

花園ラグビー場へは、電車、車、バスのいずれでもアクセス可能です。どの交通手段を選ぶかによって所要時間や利便性が異なるため、出発地や人数、荷物の量などを考慮して最適な方法を選びましょう。ここでは、それぞれの交通手段の詳細と比較ポイントをご紹介します。

電車でのアクセス

電車でのアクセスは、最も確実で時間が読みやすい方法です。近鉄奈良線「東花園駅」で下車し、北出口から徒歩約8分で花園ラグビー場に到着します。大阪難波駅からは近鉄奈良線の急行で約20分、神戸三宮駅からは阪神電車で尼崎駅経由で約50分です。具体的には、東花園駅を出て北へ進み、花園中央公園を通り抜けるルートが分かりやすく、案内看板も充実しています。大会期間中は駅から会場まで多くの観客が歩いているため、迷う心配はほとんどありません。

車でのアクセス

車でのアクセスは、複数人で移動する場合や遠方から来る際に便利です。阪神高速13号東大阪線「水走出口」から約10分、または近畿自動車道「東大阪南IC」から約15分で到着します。ただし、大会期間中は周辺道路が非常に混雑するため、早めの到着を心がけましょう。たとえば、試合開始の2〜3時間前に到着するくらいの余裕を持つと、スムーズに駐車できます。カーナビには「東大阪市花園ラグビー場」または住所「大阪府東大阪市松原南1-1-1」を入力してください。

バスでのアクセス

バスでのアクセスは、最寄り駅から直接会場近くまで行ける便利な方法です。近鉄「布施駅」から近鉄バス「花園ラグビー場前」行きに乗車し、約15分で到着します。また、JR「徳庵駅」からも近鉄バスが運行されています。大会期間中は臨時バスが増便されることもあり、混雑時でも比較的スムーズに移動できます。具体的には、バス停から会場までは徒歩1〜2分とアクセスが良好で、悪天候時や荷物が多い場合に特におすすめです。バスの時刻表は事前に確認しておきましょう。

各交通手段の比較と注意点

交通手段を選ぶ際は、所要時間、費用、混雑状況を総合的に判断することが大切です。

交通手段所要時間費用目安メリットデメリット電車20〜50分500〜800円時間が正確、混雑回避徒歩8分必要車10〜15分駐車料金1000円〜荷物運搬楽、複数人で割安渋滞リスク大バス15〜20分300〜400円会場直近まで到着本数限定、混雑時遅延

初めて訪れる方や確実に時間通りに到着したい方には電車がおすすめです。家族連れや荷物が多い場合は車やバスを検討しましょう。


周辺情報:観戦前後に楽しめるスポット

花園ラグビー場周辺には、観戦前後に立ち寄れる魅力的なスポットが充実しています。東大阪市は地元グルメや観光名所も豊富で、試合だけでなく一日を通して楽しめます。ここでは、グルメ、宿泊、観光の3つの視点からおすすめスポットをご紹介します。

グルメ情報

東大阪市は「ラグビーのまち」であると同時に「ものづくりのまち」として知られ、庶民的なグルメが豊富です。花園ラグビー場周辺には、焼肉店やお好み焼き店、たこ焼き店などが点在しています。たとえば、東花園駅周辺には老舗の焼肉店が多く、試合後にスタミナをつけるのに最適です。また、会場内の売店では、カレーライスやうどん、たこ焼きなどの軽食も販売されており、試合の合間に手軽に食事できます。地元の人気店を事前にチェックしておくと、観戦後の食事がさらに楽しくなりますよ。

もちろん大阪市中心部まで約30分程度の位置になりますので、試合の前後や中日には大阪観光もお勧め!
「天下の台所」と言われた大阪で色々なグルメを楽しんでくださいね!

【スタッフのおススメ!】

花園から近鉄線で大阪方面に行くと「鶴橋」という駅があります。そこはもう焼肉パラダイス!
駅でドアが開いた瞬間、街中から焼肉のいい匂いが!!!一たび駅を降りると、もうそこは完全に焼肉タウン!本場のコリアンフードの食べ歩きも!是非、立ち寄ってみてください!!

宿泊施設

遠方から訪れる場合は、東大阪市内または大阪市内のホテルに宿泊するのが便利です。東花園駅周辺にはビジネスホテルがいくつかあり、会場まで徒歩圏内でアクセス良好です。具体的には、駅から徒歩5分以内のホテルなら、朝ゆっくり準備して試合に向かえます。また、大阪難波や梅田などの繁華街に宿泊すれば、観戦後に大阪観光を楽しむこともできます。大会期間中はホテルが早期に満室になるため、試合日程が決まったらすぐに予約することをおすすめします。

観光スポット

花園ラグビー場周辺には、司馬遼太郎記念館や石切劔箭神社など、見どころのある観光スポットがあります。司馬遼太郎記念館は、『坂の上の雲』などの名作を生んだ作家の資料が展示されており、文学ファンにはたまりません。石切劔箭神社は「石切さん」として親しまれ、病気平癖の神様として信仰を集めています。具体的には、東花園駅から近鉄線で数駅移動すれば訪れられるため、試合前日や試合後に立ち寄るのに最適です。観戦と観光を組み合わせて、充実した旅を楽しみましょう。


観戦ガイド:より快適に観戦するために

花園ラグビー場での観戦を最大限に楽しむためには、事前の準備と当日の心構えが重要です。チケットの購入方法から座席選び、持ち物、マナーまで、知っておくべきポイントを押さえておけば、初めての方でも安心して観戦できます。ここでは、快適な観戦のための実践的な情報をご紹介します。

チケット情報

全国高校ラグビー大会のチケットは、前売り券と当日券の2種類があり、購入方法も複数用意されています。前売り券はインターネットやコンビニエンスストアで購入でき、一般的に大人1,000円、高校生以下は無料です。たとえば、決勝戦など人気カードは早めに完売することがあるため、試合日程が発表されたらすぐに購入することをおすすめします。当日券は会場のチケット売り場で販売されますが、混雑時は長時間並ぶ可能性があります。公式サイトで最新のチケット情報を確認しましょう。

座席の種類と選び方

まず花園ラグビー場での高校ラグビー大会は、第一グランド、第二グランド、第三グランドの3カ所で開催されています。(観戦予定の試合が何処のグランドで行われるのかを事前にご確認ください)
第一グランドは「メイングランド」とも呼ばれ、本格的なスタンドがメイン・バックと付いた、ワールドカップでも使われたグランドになります。
第二グランドは第一グランド経由で行く形になります。メイングランドの正面入り口から入場して右方向、メイングランドのバックスタンドの裏側を通っていくのが一番近い道順になると思います。道中はスタジアムグルメのキッチンカーや、選手達が試合前のアップで使うサブグランドがあります。これらを抜けていくと正面に第二グランドが見えてきます。
第三グランドは少し注意が必要で、メイングランドを正面に見て右側に独立してある、陸上競技場のグランドとなります。入場券は半券を持っていれば第一・第二⇔第三の各グランドの出入りは自由ですので、半券を無くさずに!

花園ラグビー場のメイングランド(第一グランド)の座席は、メインスタンドとバックスタンドに分かれており、それぞれ特徴が異なります。メインスタンドは屋根付きで、雨や日差しを避けられるため快適です。中央付近の座席を選ぶと、フィールド全体を見渡せて試合の流れを把握しやすくなります。バックスタンドは屋根がありませんが、開放感があり、青空の下で観戦する醍醐味を味わえます。具体的には、初めての方や家族連れはメインスタンドの中央エリアがおすすめです。トイレや売店にもアクセスしやすく、快適に過ごせます。

第二グランドは基本的には仮設のスタンドからの観戦ロープ外からの立ち見となります。
第一グランドを抜けて最初に辿り着くのが第二グランドのメイン側となります。こちらは観客席が少な目ですので、基本的に応援の際は左回りでインゴール方向に向かい、左側インゴールの裏側の仮設スタンドか、そのままバックスタンド側に向かいそちらの仮設スタンドで観戦するのが一般的です。注意点としては、試合と試合の入れ替えの際にとても混雑しますので、基本的には左方向から右方向へ向かって一方通行にて入れ替える事をお勧め致します。

第三グランドは入口がインゴールサイドの少し高くなった位置にあります。入ってすぐの高台から立ち見をする人も多いですが、そのまま左右どちらかに向かい、少しグランドからは離れた位置にある観戦席で応援するのが一般的です。右側に回ると選手を間近にみる事が出来ます!(選手と入場口が一緒の為)

持ち物と服装

冬の花園は気温が低く、風も強いため防寒対策が必須です。ダウンジャケットやブランケット、カイロを持参し、重ね着できる服装を心がけましょう。たとえば、ヒートテック素材のインナーに厚手のセーター、その上にウインドブレーカーを着るなど、レイヤードスタイルがおすすめです。また、応援グッズとしてチームのタオルマフラーや旗を持っていくと、一体感が生まれて観戦が盛り上がります。飲み物やカメラ、双眼鏡なども持参すると便利です。雨天時に備えてレインコートも忘れずに準備しましょう。

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観戦マナー

花園での観戦は、高校生たちの真剣な戦いを応援する場であり、マナーを守ることが大切です。相手チームへの野次や批判的な発言は控え、フェアプレー精神を大切にしましょう。たとえば、トライが決まったときは相手チームであっても拍手を送るなど、スポーツマンシップに則った応援を心がけてください。また、座席を立つ際は周囲の視界を遮らないようタイミングに配慮し、ゴミは必ず持ち帰るか指定の場所に捨てましょう。写真撮影は許可されていますが、フラッシュの使用は禁止されています。


まとめ:花園ラグビー場を満喫しよう!

花園ラグビー場は、高校ラグビーの聖地として90年以上の歴史を持ち、毎年冬に熱い戦いが繰り広げられる特別な場所です。電車、車、バスのいずれでもアクセスでき、それぞれの状況に応じて最適な方法を選べます。周辺にはグルメや観光スポットも充実しており、観戦と合わせて一日を満喫できます。チケットは早めに購入し、防寒対策をしっかり行い、マナーを守って応援することで、より快適に観戦できます。高校生たちが全力でぶつかり合う姿は、感動と興奮を与えてくれるはずです。この記事を参考に、万全の準備で花園ラグビー場を訪れ、一生の思い出に残る観戦体験をお楽しみください!

この記事を書いた人


有限会社エムアンドワイ企画サービス代表取締役

Rugby Online(ラグビーオンライン)シャチョーことキョーヘー

高校卒業後にニュージーランドへ渡りラグビー修行。その後、ラグビーの本場ニュージーランドで身近にある「ラグビー」を日本にも持ってきたい!との想いで起業。ラグビー用品専門のWEBショップ「ラグビーオンライン」を開設。生粋のラグビー好きによる、ラグビーにまつわる様々な情報の発信です!

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